素人の土壁塗り造作ページ。
NO1
06.12
玄関横竹塀を土壁に変更。
松阪の足場屋さんで探した檜のみがき丸太を
設置して、貫板、竹でえつりをし小舞を作ります
、窓は下地窓にしないでオリジナルです、
右はえつりが終わった状態で、このまま残したい
位です。
藁を混ぜた荒壁を塗り、中塗りをした状態です、
このままでも仕上げに成りますが、藁漉き込み聚楽
で上塗り仕上げをします。
庇下は雨仕舞いの為、木摺り下地を貼り、砂漆喰か
モルタル塗りして漆喰仕上げの予定です、
窓は連子窓風で縦横、半丸意匠をしてみました!
自転車で取りに行った、あけびの蔓を巻きます、
竹は虫が食っても変えられます。
土塗りはプロ以外は殆ど手で塗りつけます(それも面白い表情の壁です)慣れたら3種類のコテを使い、綺麗に塗れる様に成っていきます。
屋根は腕木に杉丸太で支えます、ルーフイング
を貼り竹屋根にしようと思います、破風も付きました
いつになるか分かりませんが雨樋も割り竹に、鋼板でケラバ、水切りもして軒天には細竹で化粧してみたいです。
材料費:
檜丸太 1500円
杉丸太 500円
スサ 1000円
石灰 500円
漆喰 1000円
木材 2500円
ルーフイング 2000円
ビス 500円
しゅろ縄 200円
セメント、砂 1000円
鉄筋 200円
計 9900円
木材3割は古材と頂いた余り材を使用。
↓
木摺り下地を施して砂漆喰、セメント、土、スサで塗
り付け、補強に麻紐の簡単な尺トンボも張ります。
尺トンボを塗りこんで、箒目をつけて、1週間乾燥さ
せた後、雨が当たるので油漆喰を塗って仕上げます、
07.1.30 完成です!
雨が当たる所は半田仕上げ(漆喰に土を混入)
して、これで剥がれないと思います。
上部はマイ聚楽仕上げで、藁が表れて来ます、
ミガキ丸太に銅板も巻いて雨対策もバッチリです!
煤竹の力竹も付けました、
「ぼろ屋なのに玄関横だけが雰囲気が違う」と家族の意見が!
考えても、ぼろ屋に合う塀なんて思い浮かびませ
ん!(笑)
煤竹の花入れ(自作)に凛とした水仙1輪を生けました。
欄間の部分は囲炉裏で6年燻した煤竹を板に
はめ込み横に渡します、ビス隠しにも成りました。
NO2
玄関、和室壁、 柱、筋交い、細梁追加。
強度不足にて土壁壊して再利用。
檜柱追加、檜筋交新設。
筋交いはシナりを考えると杉材が最適かと
思うが〜筋交い自体少ない家なので
強度考え檜材に!
和室側は子供部屋なので腰板張り、
色漆喰塗り。
自作貝灰混♪
玄関側は煤竹腰張り、中塗り仕上げ♪
土壁壊しはブルーシート張って大変です^^;
強度増しに3寸五分の檜材で梁補強は
難儀しましたが〜何とか完了!
鉄入れてない錆壁に成ってきました☆☆♪
玄関だけ雰囲気が違います〜^0^